契約とクーリング・オフについて
私たちの身の回りは、契約だらけ

 私たちは、毎日の生活のために必要な商品やサービスを購入して暮らしています。例えば、パンなど日常生活に必要な生活用品などの購入、こども用の学習教室の利用、パック旅行、クレジットカードの利用など、実にさまざまです。
 これらは、実は
「契約」によって成り立っているのです。商品やサービスを利用するとき、私たちは、商品やサービスを提供する相手の業者との間で「契約」を結んでいます。

                                         

   

契約とは約束



 契約とは、一言でいえば、契約する当事者間の約束です。従って、当事者双方による合意が 成立する必要があります。一方が申し込みをし、他方が承諾し、申し込みと承諾の内容が一致し ていれば合意が成立し、契約が成立します。

    
 
契約は、契約書がなくてもハンコを押さなくても、互いが同意をすれば成立します。
                                            YES OK!


 契約書は、合意の成立をはっきりさせ、契約の内容を確認する意味で作成するもの。署名捺印すると、その内容に沿った契約が成立したと推定されます。

    
 署名する前には、十分に内容を吟味し、必ず控えを保管する習慣をつけましょう。
                                                   
 

 契約は約束ですから、相手と契約するかどうか、どのような内容にするかは当事者間の自由 です。しかし、いったん契約したら、それを守る義務が生じます。

    
 
契約は、クーリング・オフなど法律で認められている場合以外は、一方的に解約することはできません。
                   NO…




  
     クーリング・オフ制度とは
        

 消費者が契約した後で冷静に考え直す時間を与え、
一定期間内であれば無条件で契約を解約できる制度です。この制度は「契約は守らなければならない」とする原則の例外です。クーリング・オフできる取引は法律や約款などに定めがある場合に限ります。
 

 
『自分から店に出向いて購入したり、広告を見て自分から電話やインターネットで申し込んだ場合はクーリング・オフできません。』

 通信販売にはクーリング・オフ制度はありません。注文する前に、返品制度について規定を確認するようにしましょう。
通信販売業者が広告に返品特約の表示をしていない場合は、商品を受け取った日から8日を経過するまでの間は契約の解除ができます(返品の送料は購入者が負担します)。表示がされている場合には、その規定に従います。

        
クーリング・オフできる主な取引

取引内容 適用対象 期間
訪問販売 事業者の営業所以外の場所での契約 8日間
電話勧誘販売 事業者から電話で勧誘を受けた契約 8日間
連鎖販売取引 マルチ商法による契約 20日間
業務提供誘引販売取引 内職商法による契約 20日間
特定継続的役務提供 エステティック・外国語会話教室・学習塾・家庭教師・パソコン教室・結婚相手紹介サービスを継続的に行う契約 8日間
訪問購入 店舗外で事業者が物品を購入する契約 8日間
生命・損害保険契約 店舗以外での契約期間1年を超える生命保険・損害保険契約(医師の審査を既に受けた場合を除く) 8日間
その他 宅地建物取引、冠婚葬祭互助会契約 など


クーリング・オフの通知は必ず書面で!


  手続きの方法は こちら をご覧ください。